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岩田 耕司
日本機械学会M&M2011材料力学カンファレンス講演論文集(CD-ROM), 3 Pages, 2011/07
高速炉の原子炉容器等の合理的な構造設計に資するため、温度変動下の詳細な材料挙動の予測が可能な多直線繰返し塑性モデルを開発し、その基本的機能の妥当性を確認した。
松原 雅昭*; 林 達也*; 鈴木 将人*; 白石 太祐*; 坂本 賢治*; 若井 隆純
日本機械学会M&M2011材料力学カンファレンス講演論文集(CD-ROM), 2 Pages, 2011/07
本研究では、原子力設備の安全性向上に寄与するため、複数欠陥がステンレス鋼管の塑性崩壊強度に及ぼす影響について調べた。複数欠陥を有する配管の塑性崩壊荷重を知ることは重要である。そこで、簡単のために、複数欠陥を単一欠陥でモデル化することを目的として、単一及び複数の欠陥を有する管に対して、引張及び曲げ荷重が重畳する実験を行った。その結果、(1)複数欠陥を単一欠陥にモデル化することにより保守的に評価可能であることがわかった、(2)いずれの荷重条件においても、並列欠陥は単一欠陥に置き換えて考えることが可能であることがわかった。
山口 義仁; Li, Y.*; 杉野 英治*; 勝山 仁哉; 鬼沢 邦雄
no journal, ,
国内の原子力発電所は、新潟県中越沖地震や東北地方太平洋沖地震など従来の設計条件を超えるような非常に大きな地震動を経験していることから、き裂等の経年劣化を考慮した配管など原子炉機器の耐震安全評価が重要な課題となっている。本研究では、配管材料を用い、地震動を模擬した小規模降伏条件を超える過大な圧縮荷重を含む繰返し荷重によるき裂進展試験を実施し、圧縮荷重がき裂進展挙動に及ぼす影響を調べた。その結果、過大な圧縮荷重によりき裂進展が加速されることを確認し、この加速効果と圧縮荷重によるき裂開閉口挙動との関係性を考察した。有限要素法解析の結果も踏まえ、き裂先端の塑性域寸法とき裂長さ及びき裂開口荷重を用いて、過大な圧縮荷重によるき裂進展加速効果を評価する手法を提案するとともに、き裂進展加速効果を保守的に評価可能であることを示した。
鈴木 賢治*; 菖蒲 敬久
no journal, ,
粗大粒や集合組織を有する材料に対して、これまでに開発してきた0次元検出器を主体とした高エネルギー放射光応力測定は無力に近い。そこで2次元検出器を利用した高エネルギー放射光応力測定法の開発を行った。4点曲げにより応力勾配を発生させた10mm厚の鉄鋼材料内部のひずみ分布を計測した結果、ほぼ理論通りのひずみの計測に成功した。今後は粗大粒に関しても本手法を適用し、その評価法を確立していく。
菖蒲 敬久; 東條 千太*; 鈴木 純三*; 阪口 善樹*
no journal, ,
車載用の高圧ガス用複合容器には、耐久性能を保証するために容器内圧力を増減させるサイクル試験が義務付けられている。本研究では高エネルギー放射光X線を用いて結晶粒の大きな高圧ガス用複合容器の残留圧縮応力を非破壊で測定し、計算シミュレーションとの比較を行った。SPring-8, BL22XUによる計測の結果、側面部では周方向と軸方向に圧縮、半径方向に引張のそれぞれひずみが発生し、この結果は計算シミュレーションともほぼ一致していることから、繊維質により期待通りのひずみが発生していることを明らかにした。